Z世代の辛辣すぎるワード「和室界隈・片親パン・アフガキ」って何？

この記事では、こんなあなたの悩みをサクッと解決していきます。

Z世代が作ったとされる上記のネットスラングはどれも辛辣ワードばかり。

5chでは「ガチでヤバイ」と思わず震えてしまう人が多かったようです。

この記事を読めば、次のようなことが分かります。

和室界隈・片親パン・アフガキについて深堀りしていきたいと思います!

Z世代内で辛辣すぎる差別スラングが爆誕中

「和室界隈」、「片親パン」、「アフガキ」など次々に新しいネットスラングがZ世代によって世に送り出されています。

ところでZ世代って何歳ぐらい？

Z世代は、1990年代後半から2012年頃に誕生した人を指します。

明確な年齢の定義はされていません。

2023年時点の年齢は、10代〜20代半ばぐらいと覚えておくと良いでしょう。

スマホネイティブ世代とも呼ばれ、SNSが身近にあることが当たり前のように育ちました。

Z世代が選ぶ流行語

Z世代は、日常的に新しい言葉やトレンドを作り出していることでも知られています。

Z世代が生み出した新しい言葉

Z総研の2023年上半期トレンドランキング第1位は「蛙化現象」。

好意を持った相手と両想いになった途端に、気持ちが冷えるという言葉です。

そして、この「蛙化現象」を凌ぐ辛辣ワードとして、和室界隈・片親パン・アフガキという言葉が新たに爆誕したのです。

Z世代の辛辣ワード和室界隈・片親パン・アフガキって何？

2023年1月に突如ネットでバズった和室界隈・片親パン・アフガキという聞き慣れない言葉たち。

言葉の意味だけではなく発祥や、対義語についても紹介します。

和室界隈

和室界隈は主に動画投稿サイト「TikTok」で使われています。

以下のような特徴を持った、動画の投稿者に対するからかいの言葉です。

このような投稿者は、和室でTikTokを撮影することが多い＝見た目はもちろん、背景にも気を使えないと言う意味が込められています。

しかし、これを逆手にとって「和室界隈キャラ」を売りにするインフルエンサーも増えてきました。

総じて、モデルだったりアイドルだったり、見た目を売りにしている女性ばかり。

代表的なのは「吉田いをん」という和室界隈のキャラクターを演じている、いよちゃんですね。

2024年9月時点で総フォロワー170万人をこえている、人気のインフルエンサーです。

和室界隈に当てはまる条件とは？

和室を背景にTikTokを配信すれば良いというものではありません。いくつかの条件が定義されています。

タンスから洋服がはみ出していたり、母親が洗濯ものを届けに乱入してくると、さらに「和室界隈ぽさ」がアップしますよ。

和室界隈について、更に詳しい情報は【まとめ】Z世代で話題の和室界隈とは？これを読めばすべてが分かる！で紹介しています。

片親パン

「片親パン」は、母子家庭や父子家庭の子どもが食べると言われてしまった、安価なパンを指す言葉です。

これによって風評被害を被ったパンがこちら

片親パンわかりすぎる

おれ両親いるのに片親パン食いすぎてもはや無親だと思われ続けてた pic.twitter.com/v4EuGKN5YL

— プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) January 6, 2023

片親パンは自虐ワードとして使われていた

片親パンは、片親家庭に対する差別だと認識されていますが、元を辿ると2021年10月に自虐ワードとして使われていました。

元ネタのツイート

このツイートが時間をかけてどんどんリツイートされ、いつしか貧困家庭の人が食べるパンという意味に変化していきました。

片親パンの逆は両親パン

片親パンが炎上した時に、あらたに爆誕した対義語が両親パン。

具体的な定義は決まっていませんが、SNSでは「こんなパンが両親パン」とたくさんの意見が出ています。

両親パンの一例「乃がみ」の高級食パン

両親パン pic.twitter.com/zi0vKsXv5K

— な (@Na_pazu475) January 8, 2023

また、ホームベーカリーで手作りしたパンも両親パンだという意見もありました。

アフガキ

「アフガキ」は「アフリカの子ども」のように貧しい子どもを指す差別的な表現です。

完全に差別用語なので使うことをおすすめできませんね。

ネットでは、スマホやカードゲームで課金ができないプレイヤーを揶揄しているんだとか。

アフガキの発祥はカードゲーム？

アフガキの語源を辿ると、2021年頃にカードゲームの「デュエル・マスターズ」内で使われるようになりました。

非常に問題のある言葉で、SNSでも非難の声が多く上がっています。

まとめサイトにZ世代の差別用語として次々に取り上げられることに。

和室界隈・片親パン・アフガキに対するX(旧Twitter)の反応

ネットではどのような反応があったのでしょうか。X(旧twitter)での反応を紹介します。

X(旧twitterではありませんが、ネットでは国際問題に発展することを懸念する声もありました。

和室界隈・片親パン・アフガキ以外にもZ世代の辛辣ワードが！

Z世代を中心にバズる辛辣ワードは、まだまだあります。

有名なつぎの3つを紹介します。

負け組ランドセル

Uber Eatsを代表とするフードデリバリーサービスの配送を担う人のこと。

四角い大きな箱のようなリュックを背負って、自転車に乗っている姿を街でよく見かけますよね。

フードデリバリーサービスの配送は、安定していない職業でもあり、決して給与が高いとも言えません。

経済的に困っている＝負け組のイメージが強いとされます。

チー牛

垢抜けないダサイ陰キャ男性が「チー牛」と呼ばれています。

※陰キャ＝暗く目立たない性格である人を指すネットスラング

2018年頃に、黒髪でメガネを掛けた男性が三食チーズ牛丼をオーダーしている画像が拡散されたのがきっかけ。

「チー牛」は「チーズ牛丼」の略称。

「チーズ牛丼を注文してそうな顔」を総称して「チー牛」と呼びます。

弱者男性

弱者男性と聞くと、発達障害や精神障害を持つ人物を連想するかもしれません。

Z世代が指しているのは以下のような条件の人物なんです。

<まとめ>和室界隈・片親パン・アフガキはZ世代発ネットスラング！

今回は「和室界隈・片親パン・アフガキ」とは一体何なのか?について紹介しました。

本記事のまとめ

ネガティブで辛辣な言葉を生むのが得意なZ世代。

和室界隈、片親パン、アフガキに限らず、今後もまた新しいワードを生み出すのかもしれません。